
ごはん付きのメニューも欲しいと思ったことありませんか?
ここ数年で、冷凍宅配食サービスはその数が増え続けています。
ただ、どのサービスもおかずのみであることが多く、ごはんまでセットになっているものはほとんどないのが現状です。たとえ付いていたとしてもごはんだけセパレートになっていたりします(2回のレンジ温めは面倒……)。
今回ご紹介するごはんの里冷凍便の牛丼・豚丼は、ごはん一体型の珍しい仕様で、一回の温めで丼モノが食べられます。
つまり、他におかずを用意したり白飯を用意したりする必要がないので時短効果が大きいのです。


今回の記事では、ごはん専門の食品メーカー「ごはんの里冷凍便」の「自家製牛丼&十勝風豚丼のセット」を実際に注文して実食した二人暮らし夫婦のレビューをご紹介します。
さきに結論を伝えておくと、味は牛丼チェーンにはやや見劣りするが、時短効果と常備食としての優秀さではバツグン!
ぜひ記事のほうも読んでいただけると嬉しいです。
「ごはんの里冷凍便」とは
ごはんの里冷凍便は、 業務用に冷凍のいなり寿司や巻き寿司を全国に卸しているごはん専門メーカー「ポストごはんの里」が、 2020年5月から個人向けに販売を開始した冷凍便サービスです。
2022年現在では、主力のいなり寿司・肉巻きおにぎり以外にも牛丼・豚丼、わらび餅など新商品を積極的に出しています。
「自家製牛丼&十勝風豚丼のセット」の内容
「自家製牛丼&十勝風豚丼のセット」は、冷凍の牛丼と豚丼が合計5食分が詰め合わせになったセットです。
- ごはんがおいしい自家製牛丼(260g)×3
- 北海道ソラチのタレを使った十勝風豚丼(260g)×2
冷凍食品ですので、品物は冷凍用の宅配便で届きます。




容器がコンパクトなので、5つくらいなら冷凍庫を圧迫する心配もないです。常備食としてピッタリですね。
「ごはんがおいしい自家製牛丼(260g)」を二人暮らし夫婦が実食レビュー
ここから「ごはんがおいしい自家製牛丼(260g)」の実食レビューです。
まず、メーカーの公式サイトでは次のように説明されています。
レンジでチンして、自家製牛丼が簡単ランチに!
牛肉を原木からカットして、広島の老舗醤油メーカーの調味液にダシとワインと玉ねぎを加えて煮込み、こだわりの牛丼の具に仕上げました。
ごはんの里冷凍便(https://gohannosato-shop.com/)


【味について】



牛肉はふっくらジューシーで、ご飯がすすみます。



冷凍とおもえないほどしっかり美味しい牛丼です!。特にお米が冷凍とは全く分からないです。
【量について】



お腹がぺこぺこの時はこれだけでは少し足りないかもしれませんが、急いでいる時や夜遅くに帰宅した時など、とても重宝します。冷凍庫にあると安心。



男性にはやや少なめの量。また、具材(お肉)の量がやや少なめかも。ただ、サラダなどの副菜を自分で用意できるなら十分に満足できるとおもいます。
【その他】



お肉は柔らかく、また細かにカットされているので、小さい子供さんや年配の方でも問題なく食べられそうです。


「北海道ソラチのタレを使った十勝風豚丼(260g)」を二人暮らし夫婦が実食レビュー
ここから「北海道ソラチのタレを使った十勝風豚丼(260g)」の実食レビューです。
メーカーの公式サイトでは次のように説明されています。
北海道の豚丼タレメーカーの「ソラチ」にごはんの里仕様の豚丼のタレを作っていただきました! 自社でスライスした豚ロース肉に「ソラチ」の豚丼のタレで絡めて、国産米のご飯の上に載せました。ごはんの量は、約200gです。レンジでチンして、本格十勝風豚丼をお召し上がりください。
https://gohannosato-shop.com/


【味について】



薄切りの豚肉がぱりっと焼いてある感じ。香ばしくて美味しいです。付け合わせに野菜やお味噌汁をつければ、きちんとご飯が完成します。



牛丼よりも豚肉のボリュームがすごい!肉の厚みは嚙み切りやすい程度でちょうどいいです。タレがしっかり絡んでいて丼をしっかり食べている感があります。
【量について】



牛丼と総量自体は変わらないはずですが、豚肉のボリュームのおかげか、お腹の満足度が高いです。



個人的には、豚丼のほうが満足度が高いです。


牛丼チェーンとの価格比較
ここでいわゆる大手牛丼チェーンとの比較をしてみたいと思います。
まず、気になる価格から。
「自家製牛丼&十勝風豚丼のセット」は税込み2,980円。よって一食あたり596円です。
これを大手牛丼チェーン2社「吉野家」「松屋」と比較すると次のようになります。
【吉野家】牛丼並盛 | 426円(税込) |
【松屋】牛めし並盛 | 380円(税込) |
【ごはんの里冷凍便】自家製牛丼&十勝風豚丼のセット(一食あたり) | 596円(税込)*送料別 |
松屋の牛めし並盛と比べると200円以上の価格差がありますね。やはり牛丼チェーンのほうが安くなります。
これにさらに送料(全国一律660円)を含めると(2,980 + 660) ÷ 5 = 一食あたり728円となります。(ただし、4,800円以上ご購入で送料無料!)
いっぽうで次のメリットもありますので、そこはその値段の価値があるかの判断になるかとおもいます。
- 食べたくなったその瞬間に丼モノを食べられる
- 常備食として常にストックしておける
意外と「店舗に行く時間すらない」という事態は起こりますので、いざというとき食事が確保されていると安心して毎日を過ごせるようになります。
個人的には多少高くついても何個か冷凍庫にストックしておこうかなとおもいます。
みんなの口コミは?
第三者の口コミも探してみましたが、特別悪い評判はみられませんでした。
皆さん、ランチとして有効活用している様子です。
【注意!】お弁当には使用不可
牛丼・豚丼を弁当箱に詰めてお弁当にしようと考えている方、本商品はお弁当には使用不可ですのでご注意ください。
公式サイトには次のように書かれています。
※解凍後2時間以内にお召し上がりください ごはんに白飯を使用しているため非常に傷みやすい商品です。 お弁当にはご使用いただけません
ごはんの里冷凍便 商品添付文書より


「温めたらすぐに食べる」商品ですね。白飯が美味しく食べるためにも健康のためにもご注意ください。
まとめ(二人暮らし共働き夫婦の視点で評価)
今回は、ごはんの里冷凍便の「自家製牛丼&十勝風豚丼のセット(計5食)」の二人暮らし夫婦のレビューを書きました。
【メリット】
- ごはん一体型なので最強の時短になる(5分で丼モノが食べられる)
- 白飯を炊く作業が不要
- ごはん専門メーカーの作る丼なので白飯が美味しい
【デメリット】
- 肉と白飯だけなので野菜も欲しくなる(別途 自分で用意すれば問題なし)
- 男性はこれだけだとやや量がもの足りなく感じるかも
もし夫婦二人ともが疲れ果ててしまった日でも、とりあえずこれだけあればまともな食事ができる!
いざというときの常備食としてストックしておけば、いつでもすぐにわずか5分程度でアツアツ白飯の牛丼・豚丼が食べられるようになります。
日常の仕事や家事に追い込まれると、なかなか食事に時間をさけられないので、いつでも冷凍庫に常備食があると思えるだけでもだいぶ安心感を感じられるはずです。
ぜひ一度食べてみて、常備食の候補として考えてもらえると嬉しいです。

